建設事業者ご注意あれ。
今日の相談は,下請け事業者が詐欺まがいの中間事業者に搾取されたというケース。
中間事業者は実は,建設事業の免許がないために,親父さんがなくなって休眠している建設事業者Aの名義で運営する個人B。つまり,AことB。これが元請けから仕事をとったと下請け事業者に仕事を紹介するといって仕事をさせ,下請け事業者には,締め支払日に支払うからといって,支払を待たせ,その間に姿をくらましたという事案。発注者と元請けに問い合わせると,代金はすでに発注者から元請けに支払われていた。しかし,たまたま下請けからの連絡で不信を感じた元請けからAことBには,支払は行われていなかった。そこで,やっとのことでAことBを捕まえて事案の経緯と無資力を確認して陳述書をつくり,債権者代位をつかって,元請けに請求することになった。よく調べてみると,AことBは,そんなことを他でもやっていた。この事件では,元請けが気を利かせて中間事業者に支払っていなかったからよかったものの,支払われていれば,結局AことBに持ち逃げされてただ働きだった。下請け建設業者さん。ご注意のほど。